大川ダム

名称 大川ダム (おおかわだむ)
型式 重力式コンクリート・フィル
事業者 国土交通省北陸地方整備局 
堤高/堤頂長 75m/406.5m
所在地 福島県南会津郡下郷町大字小沼崎字平石地先 <位置情報>DamMaps           
河川 阿賀野川水系阿賀川 
着手年/竣工年 1971/1987
施工者 鹿島建設・大林組 

 

国土交通省所有のダムで、大内ダム(上部ダム)の下部ダムとして下郷発電所(揚水式)の発電用ダムでもあります。非常にキレイなダムで周辺整備も行き届いており、特に公園としての整備が充実しています。

ダムサイトは緑に覆われ、緑地帯としてキレイに整備されています。

管理事務所・資料館とダム湖「若郷湖」です。資料館ではダムカードを配付しています。

 

大川ダム資料館ではダムクイズにチャレンジ!「初級」「上級」があり、全問正解だと「ダム博士認定書」がもらえますよ。

 

上部には非常用のラジアルゲートが4門ある。ダム直下に行けるので、迫力ある景色が楽しめる。

減勢工はダムに対して直角になっており、とても大きく迫力がある。

 

天端から見る取水設備。堤頂は重力式コンクリートとフィルの複合ダムのため、400m以上ととても長い。

 

手前に見えるのは東北電力㈱大川発電所。巨大な変圧器が並んでいます。

 

公道からダム下部へ向かうには管理用道路を通っていくのだが、途中幅員が狭くなり片側交互通行の部分がある。この信号の感覚がけっこう長くて待っている間に「本当に青になるの!?」と不安になるくらいだが、ちゃんと交通ルールは守りましょう。

 

大川ダムはとても珍しい重力式コンクリートとフィルの複合ダム。そのフィルダム部分の下部には「大川ダム」の植栽。その奥には野外ステージもある。地域の公園として利用されている。駐車スペースも非常に多く、周辺環境整備が非常に充実したダムであると言える。

洪水吐と直下に曲がった減勢工。減勢工の手前が東北電力㈱大川発電所。

国土交通省の管理事務所の対岸には電源開発㈱の下郷発電所がある。

手前がロックフィルで奥側が重力式コンクリートとなっている。