小河内ダム

名称 小河内ダム (おごうちだむ)
型式 重力式コンクリート 
事業者 東京都 
堤高/堤頂長 149m/353m
所在地 東京都西多摩郡奥多摩町   <位置情報>DamMaps        
河川 多摩川水系多摩川 
着手年/竣工年 1936/1957
施工者 鹿島建設 

 

東京都にある都民の水がめ。重力式コンクリートダムとしては国内第5位の高さ。

ダム湖は「奥多摩湖」で釣りや紅葉など観光地として多くに人が訪れる。

写真の右側がダム堤体で、左側が非常用洪水吐。

天端は広く、途中に展望塔があり、天端を渡りきるとダム右岸にも展望台が整備されている。

水道用ダムとして有名な小河内ダムだが、ダム下部には発電施設もある。

古いダムであるためか、コンクリートが黒くなっており重厚感がある。

非常用洪水吐はダム左岸にあるので、堤体にはダム下段に常用洪水吐しかない。よって写真のようにまっすぐなコンクリートがダム下部まで続いている。

天端中央部にある展望塔内部には展示室もあり、このような小河内ダムの模型もある。

展望塔は天端から飛び出して取り付けられているため、この写真のようなアングルの景色が見られる。

小河内ダムはダム本体というよりダム湖である「奥多摩湖」が有名な観光スポットになっている。周辺環境整備も非常に充実している。駐車場は100台以上駐車できるのであろうが、満車で空くのを待っていたくらい人が多く訪れていた。団体の大型観光バスもツアーで立ち寄る。

ダム左岸にある非常用洪水吐と減勢工。放流したらすごい迫力がありそうなスケール。